てみたの不思議空間【後ろ】

フィーリングで感じたことを書く

Lingrはどこで失敗したのか。

LingrRejaw のサービス終了の原因に考えてみる。
サービス終了の原因

後から言うのもなんだけど、失敗の原因として「利用したくなかった」「活用方法が分からなかった」ではないかと思う。自分が Lingr というのを知ったのは後の方だったのだけれども、初めてサイトを見たときにはアラビア語が紛れて、ポルノという文字が目立っていた。この時点で終了が近いのではと思ったが、技術的には先進的で驚いたことも確かだ。最初からこんなに荒れ果てていたわけではないと思うが、「リアルタイムでコミュニケーションをやり取りできるチャット」をイメージするともっと、こうフルーティ?でフレッシュをイメージしてたんだよ。ずっと背景は肌色から変わっていなかったのかな?背景が水色だったらもう1年は続いていたんじゃないかと。もともと技術者が集うチャットサイトだったのかもしれないが、チャットバリバリの若者にはターゲットから外れていたと思う。上記が自分なりの利用したくなかった理由。

LingrAPIの活用方法がわからない

次に「活用方法が分からなかった」だけど、LingrAPIはサーバ側の情報をこちらの指示なく受け取れる特徴があって、とても便利なのだ。しかし使い道としてはチャットしか印象に残っていないではないかと。まぁチャットサイトというだけで、負荷をかけてくださいと言ってるような物で、API としてまた違ったサービス展開しているのに、その API を用いてさらにチャットを広めようとしている。チャットなんてのはリロードを繰り返せば同じ結果なので、魅力が半減しているように思える。もっと長期的で不定期な接続、たとえばメールの着信を自動で知らせてくれたらすごく便利!とかね。実際に API を活用した所はあったのか?と疑問も残る。一週間前に LingrAPI を用いたサービスを作ったが、使ってくれてる人は確かにいる。自分としても作り出すのが遅すぎた感があってサービス停止が非常に残念だ。Comet の技術はまだまだ使い道あって LingrAPI も狙いが伝わらなかっただけなので Comet をもっと流行らそうぜ!と無理やりまとめて終わろうと思う。

LingrClone 作ったら使ってくれますか?